メキシコヒマワリ 2015 -Tithonia rotundifolia-
別名: チトニア(キク科 ニトベギク属) →花の種 Mix 2015-
2015.9.30
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9月2日の朝、目の前に真っ赤な花(直径約9cm)が咲いていました。日が照るとさっそくツマグロヒョウモン♂がやってきて、黄色い管状花ひとつひとつに口吻をさし入れて蜜を吸っていました。 その後も、花の位置(草丈約2m)が高いためかチョウの訪問は何度もありました。 |
赤い花のまん中の黄色い部分の外側から管状花が毎日開いて、おしべが長く伸び花粉をいっぱいつけ、夕方には先が割れはじめて、翌日には中から伸びて出てきためしべが根元まで2つに割れてカールしていました。
9.11. 11:26 花粉をつけたおしべ
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9.12. 17:01 カールしためしべとおしべ(奥)
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1つめの花が開いてから6日間(9月)、毎日順番に開いた管状花から新しいおしべが伸びて花粉を出し、翌日には筒状になったおしべの葯(集やく雄ずい)の先からめしべが出て2つに割れて広がり、すべての管状花が開き終わってめしべがすべて出て広がった頃には赤い花びらが落ちました。
また、次々と花茎が高く伸びて花をつけるため、1本のメキシコヒマワリの花期は4ヶ月にわたりました。10月2日に強風で根元で折れて倒れてしまい中断しましたが、上部の花のついた枝を剪定して支柱で立てておくと、10日後には新しい花が咲き、その花が咲き終わった後はまた次々と花が咲きました(後ろの表を参照してください)。
花の咲く順番も、花のついた枝が四方、上下に散らばり、それぞれ互いに離れた位置に広がって咲いていきました(左上、9月30日の花のついた全体写真を参照)。
植えたのは1本だけで、別の株のメキシコヒマワリと他家受粉したとは思えませんが、種も採取できました。
2015.3.18. 花の種 Mixの種を花壇に適当に蒔きました。
2015.3.18 種をまいた花壇 |
2015.9.30 採取したメキシコヒマワリの種 |
2015.7.27. いつのまにか出ていた芽がぐんぐん大きく伸びてきました。
2015.7.27撮影
2015.8.29. メキシコヒマワリにつぼみがついています。
2015.8.29 メキシコヒマワリ |
2015.8.29 メキシコヒマワリのつぼみ |
2015.9.2. 雨あがりの朝、メキシコヒマワリの花が咲いていました。
2015.9.2 9:50 |
2015.9.2 メキシコヒマワリの花 |
7:40 一番外側の管状花が開いて、おしべが長く伸びていました。
9:54~9:57 日が照るとツマグロヒョウモン♂がやってきて、しばらくの間まわりながら蜜を吸っていました。
14:26 おしべに花粉がたくさんついて、花びらの上にも落ちていました。
2015.9.2. 7:40撮影
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2015.9.2. 7:41撮影
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2015.9.2. 9:57撮影
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2015.9.2. 9:40撮影
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2015.9.2. 9:55撮影
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2015.9.2. 14:26撮影
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2015.9.2. 14:54撮影
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2015.9.2. 14:26撮影
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2015.9.2. 15:28撮影
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15:28 おしべ(集やく雄ずい)の先が少し割れています。
2015.9.3. 一番外側の管状花は集やく雄ずいの中から出ためしべが2つに広がってカールしていて、その内側の管状花が開きおしべ(集やく雄ずい)が長く伸びました。
2015.9.3. 8:02撮影
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2015.9.3. 8:01撮影
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2015.9.3. 8:02撮影
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2015.9.4. 昨日開いた管状花は集やく雄ずいの中から出ためしべが2つに広がってカールしていて、さらにその内側の管状花が開きおしべ(集やく雄ずい)が長く伸びました。
2015.9.4. 9:13撮影
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2015.9.4. 9:15撮影
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2015.9.4. 9:14撮影
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2015.9.4. 17:02撮影
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2015.9.4. 17:02撮影
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17:02 今朝伸びていたおしべ(集やく雄ずい)に花粉がたくさんついていて、めしべの先が出て少しわれています。
2015.9.5. さらに前日開いた管状花は集やく雄ずいの中から出ためしべが2つに広がってカールしていて、さらにその内側の管状花が開きおしべ(集やく雄ずい)が長く伸びました。
2015.9.5. 8:48撮影
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2015.9.5. 8:49撮影
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2015.9.5. 8:49撮影
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2015.9.6. 一番内側の最後の管状花が開きおしべが長く伸びました。
7:42 小さな甲虫が2匹ついています。
2015.9.6. 7:42撮影
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2015.9.6. 7:42撮影
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2015.9.6. 7:41撮影
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2015.9.7. すべてのめしべの先が2つにわれて、カールしています。集やく雄ずいはちぢんで見えなくなりました。
赤い花びらが落ちはじめました。昨日の黒い甲虫がまだついていました。
2015.9.7. 16:14撮影
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2015.9.7. 16:13撮影
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2015.9.7. 16:14撮影
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2015.9.8. 別の花茎が伸びて、次に開くつぼみが色づいています。
花びらがさらに落ち、黒い甲虫がまだついていました。
2015.9.8. 12:49撮影
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2015.9.8. 12:48撮影
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2015.9.8. 12:49撮影
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2015.9.11. 2つめの花が咲きました。さっそくアゲハチョウが2つの花にやってきました。
黒い甲虫は、1つめの花に住みついたようです。
2015.9.11. 8:47撮影
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2015.9.11. 10:28 アゲハ吸蜜
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2015.9.11. 10:28 アゲハ吸蜜
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2015.9.12. 1つめの花のめしべがしぼみました。右端は2つめの花のめしべとおしべ。
2015.9.12. 8:47撮影
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2015.9.12. 17:01撮影
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9.12. 17:01 めしべとおしべ(奥)
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2015.9.17. 3つめの花が咲きました。2つめも3つめも、約2mの高さで咲いています。
15:07 1つめの花
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10:09. 2つめの花
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15:07 3つめの花
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2015.9.22. 1つめの花の管状花が枯れてきて、4つめの花が咲きました。
8:08 1つめの花
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8:08 2つめの花
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8:09 3つめの花
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8:09 4つめの花
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2015.9.30. 1つめの花が乾燥して、種ができていました。
2015.9.26. 11:57撮影
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2015.9.30. 9:29撮影
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2015.9.30. 9:26撮影
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メキシコヒマワリの種(中央)
2015.10.2. 夜中に”爆弾低気圧”による暴風が吹いて、朝にはメキシコヒマワリが根元で折れて倒れていました。花のついた上部を取り除いて支柱で立てておきました。
2015.10.4
2015.10.11. 支柱で立てておいたメキシコヒマワリは丈夫で枯れることなく、また花をつけ、シジミチョウがやって来ました。
2015.10.9 |
2015.10.11 |
2015.10.11 ウラナミシジミ |
月日 | 咲いている花の数 | 月日 | 赤い花びらをもち咲いている花の数 | |
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02 | ||||
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02 | 03 | |||
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03 | 05 | |||
03 | 06 | |||
03 | 07 | |||
03 | 08 | |||
03 | 08 | |||
04 | 08 | |||
04 | 08 | |||
05 | 08 | |||
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06 | 11 | |||
06 | 11 | |||
07 | 13 | |||
07 | 15 | |||
08 | 18 | |||
08 | 18 | |||
暴風で倒れる→剪定 | 19 | |||
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