memory

アゲハチョウ Papilio xuthus 

アゲハチョウ幼虫のふんの数  ー1993年夏ー

 1993年8月23日、小学1年のEが山椒の葉についたアゲハチョウの卵を見つけたので、餌用に多量の山椒の葉とともに持って帰った。 山椒の枝と卵を空の水槽に入れてふたをしておくと翌朝、孵化した幼虫が卵の殻をムシャムシャ食べていた。

 そのうち水分の少ないコロッとしたふんをしたので、ふんの数を数えることにした。 毎日、夕方(午後3時~7時)にふんの数を数えて、そうじをしながら脱皮殻もさがした。幼虫の長さもだいたい伸びたときに測った。

 1、2令幼虫のころはふんの数を数えていないが、3令幼虫から5令幼虫まで、一日にするふんの数はあまり変わらなかった。 しかし、ふんの大きさは体とともにどんどん大きくなり、ふんの量(食べる葉の量)は、5令になるとうんと増えた。 また、脱皮の前後にはふんの数が少なかった。


 幼虫は、その体のほとんどが腸で、大あごで葉をムシャムシャ食べてふんを作って出して、どんどん大きくなった。

 孵化して約1ヶ月後、水分の多いふんをして体の中をきれいにし、糸で体をとめて、縮んで前蛹になり、脱皮してさなぎになった。

 それから2週間後の10月4日の朝に、もう一度脱皮して羽化したチョウは、羽を伸ばし終わるとおしっこをして、いらない水分を出した。
このアゲハチョウは雌で、昼ごろ空へ飛び立った。


(2011.1.1 1998年のHPより再掲 Yo)


 アゲハの五令幼虫  ー2015年初秋ー

2015.9.9 庭の山椒の木の根元にアゲハの五令幼虫が一匹いました。山椒の葉はすべて食べられてなくなっていて、幼虫は夕方にはいなくなっていました。

2015.9.9. 11:16 アゲハの五令幼虫
2015.9.9. 14:55 アゲハの五令幼虫
2015.9.9. 14:55 アゲハの五令幼虫の頭部

(2015.9.30 追記 Yo)


 アゲハの幼虫  ー2016年秋ー

 2016.10.8 小さな鉢植えのルー(別名ヘンルーダ、Ruta graveolens ミカン科)の葉に、アゲハの幼虫3匹が付いていました。

2016.10.8. 10:02 アゲハの幼虫
2016.10.10.10:05 アゲハの幼虫
2016.10.10.10:05 アゲハの幼虫
2016.10.13.10:38 アゲハの幼虫
2016.10.13.10:39 アゲハの幼虫
2016.10.13.10:40 アゲハの幼虫

2016.10.14.15:51 アゲハの幼虫
2016.10.15.13:48 アゲハの幼虫<
2016.10.15.16:32 アゲハの幼虫
2016.10.17.11:42 アゲハの幼虫
2016.10.17.11:42 アゲハの幼虫
2016.10.17.11:42 アゲハの幼虫

2016.10.20.11:57 四令幼虫
2016.10.20.11:57 四令幼虫
016.10.20.11:57 四令幼虫
2016.10.21.10:16 五令幼虫
2016.10.21.10:15 四令幼虫
2016.10.21.10:17 四令幼虫

 2016.10.23. 2匹めが五令幼虫になりました。4匹めの小さな幼虫(数mm)がいました。

2016.10.23.10:07 五令幼虫2匹
2016.10.23.10:05 四令幼虫
2016.10.23.10:04 幼虫

 2016.10.24. 午後、1匹めの五令幼虫がいなくなり、3匹めが五令幼虫になりました。

2016.10.24.9:17 五令幼虫2匹
2016.10.24.16:27 五令幼虫
2016.10.24.9:18 幼虫

 2016.10.25. 朝、2匹めの五令幼虫がいなくなっていました。

2016.10.25.9:38 五令幼虫
10.28.10:37 五令幼虫(約26mm)
2016.10.25.9:39 幼虫

 2016.10.30. 朝、3匹めの五令幼虫がいなくなっていました。

2016.10.29.12:08 五令幼虫(約28mm)
2016.10.30.12:11 幼虫(約7mm)
2016.10.30.10:12 ルー

 2016.11.5. 昼に、4匹めの若齢幼虫がいなくなっていました。

2016.11.5.13:47 幼虫(約7mm)
2016.11.5.10:13 幼虫(約7mm)
2016.11.5.11:15 幼虫(約7mm)

(2016.11.5 追記 Yo)


→memory Top

ページのトップへ戻る