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日高敏隆先生がたずさわられた本 2


 「岩波生物学辞典(第1版)」山田常雄・前川文夫・江上不二夫・八杉龍一編 1960年

           (岩波書店、1960.3.10 初版発行、1286p)


生物学辞典
1960

 山田 常雄  前川 文夫
 江上不二夫  八杉 竜一
 編 集

(写真は第9刷, 1972)

生物学辞典第2版
1977

 山田 常雄  前川 文夫
 江上不二夫  八杉 竜一
 小関 治男  古谷 雅樹
 日高 敏隆       
 編 集

『前例のない辞典だったので、執筆者ごとに原稿の構成や内容がさまざまだったのは当然で、大学院生だった日高敏隆さんは当初から、私は1956年から、金曜日ごとに、新着原稿を読んで、重複を削ったり、不足と思われる箇所について、執筆者に加筆をお願いしたり、次々におきる問題の処理にあたった。...』

『1958年の秋に氷川丸で太平洋を2週間かけて渡り、さらに大陸横断鉄道で5日目に着いた留学先のイエールのWillard Gibbs Labへは次々に最終稿の束が届いたが、その校正刷りを見た欧米育ちの仲間たちは、各項目に英・独・仏・露の用語が正しくついているのを見て感嘆の声を上げた。これは日高さんの人並みはずれた博識と情熱によって生まれたもので、英語一辺倒になってきた現在、ますます価値を高めている。...』

 以上は、古谷雅樹著「心にのこる1冊」(岩波書店発行の「科学」 2010年2月号 p.211-212に掲載)から、引用しました。それによると1954年から、編者のおひとりである植物学の前川先生のところの大学院生だった古谷先生は、項目となる言葉を選ぶための資料を作るところから参加されたそうです。
 学生時代に私も生物学を専攻していましたので、とくにレポートを書く時などにはこの生物学辞典第1版と、こんどは古谷先生、日高先生も編者に加わられた生物学辞典第2版(1977.7.5 初版発行)にはたいへんお世話になりました。とても分厚くて重い本でしたので植物標本の重しにもなりました。 (2011.3.19. Yo )


生物学辞典第3版
1983.3.10

 山田 常雄  前川 文夫
 江上不二夫  八杉 竜一
 小関 治男  古谷 雅樹
 日高 敏隆       
 編 集
生物学辞典第4版
1996.3.21

 八杉 竜一  小関 治男
 古谷 雅樹  日高 敏隆
 編 集
     
     
生物学辞典第5版
2013.2.26

 巌佐 庸   倉谷 滋 
 斎藤 成也  塚谷 裕一
 編 集
     
     


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