大阪市立自然史博物館のナガスクジラ -2013年6月28日-
Balaenoptera physalus (Linnaeus, 1758) (fin whale)
(ヒゲクジラ亜目 ナガスクジラ科)
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2013.6.28 マッコウクジラの骨格標本を見た後、自然史博物館の玄関ポーチにつるされているヒゲクジラ類のナガスクジラの骨格標本を改めて見てきました。とっても大きくて、ハクジラ類のマッコウクジラとは特に口のあたりが全く違っていておもしろかったです。
このナガスクジラは1990年4月7日に大阪湾の堺泉北港に死亡漂着し、骨格の全長が19mもあるオスで、解体された骨を地中に埋めてみんなで掘り上げ、7年もかけて骨格標本にされたそうです。そして、"ナガスケ"と名付けられ、みんなに親しまれているようです。
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前から見ると平たい大きな口です。えさと一緒にガバッと海水を飲むのでしょうか。
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頭部全体が口のように見えます。
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細長い手もマッコウクジラとはだいぶ違うようです。
2013年
第44回特別展「いきものいっぱい大阪湾 ~フナムシからクジラまで~」(7/20〜10/14)
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