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大阪市立自然史博物館のオキゴンドウ          -2019年5月9日-
Pseudorca crassidens Reinhardt, 1862   (false killer whale)

(ハクジラ亜目 マイルカ科 オキゴンドウ属)  


(脊椎骨の並び順が間違っていたそうで、5月11日に修正されました。)
  

 2019年春の企画展「標本を未来に引き継ぐ〜新収資料展2019〜」(4/27〜5/26)

に展示された、オキゴンドウの骨格標本を見に行ってきました。オキゴンドウは瀬戸内海では記録がありましたが、大阪湾初記録だそうです。

左のパネル:
右のパネル:

 2年前のおそらく2017年7月前半に淡路島の洲本市由良町内田の海岸に打ち上がり、7月20日の炎天下に自然史博物館のスタッフによって回収されたこのオキゴンドウの全長は、4mだそうです。右のパネルの写真を見ると、背側の肉がとれていたようです。雌雄は不明なのか、書かれていませんでした。


オキゴンドウの頭部骨格

 目をひいたのは、下顎についているその太くて大きな歯で、上顎の骨は1本だけついていましたが、他は展示されていませんでした。回収時にすでに無くなっていた歯もあるそうです。

オキゴンドウの下顎の大きな歯

オキゴンドウの左前肢骨格(指は4本?)




オキゴンドウの耳骨?

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