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「渚の生物」1981年

  (桑村哲生ほか著、海鳴社、1981.6.15 初版発行、257pp)


     え・芦沢 醁

はじめに
Ⅰ 魚の生活
   ホンソメワケベラ
    ーハレムの雄がいなくなると…:  桑村哲生
   ソラスズメダイの産卵行動:     石原将弘
   クロサギのテリトリー行動:     臼杵秀昭
Ⅱ エビやカニの生活
   借家住まいのヤドカリ:       今福道夫
   ウニにすむエビ:          中嶋康裕
   転石地のカニ:           福井康雄
   干潟のカニ:            和田恵次
Ⅲ 貝の生活
   藻食の巻貝:           竹之内孝一
   肉食の巻貝:            阿部直哉
   貝の歯:              中村 宏
Ⅳ 分類と系統
   ナマコの骨:            今岡 享
   動物の分類:            吉村克生


1983年3月 和歌山県白浜にて




1983.3.17 富田若者広場にて

広告(朝日ジャーナル1981.7.17)


時岡 隆先生によって、「白浜の自然:白浜町誌自然編」に、引用されました。
                   (1982年12月20日発行、白浜町誌編さん委員会編纂、272p.)


「・・・前にも記したように、付属水族館を持つ臨海実験所を持つ臨海実験所があるために、白浜海域はそこの生物が最もよく調査された水域のひとつである。それでもなお、ここにはっきりと種名をあげて記し得ないものが多々ある。海の生物の世界の広さをしみじみと感じないではおられない。しかし、岸に打ち寄せる波のように、次から次へと若い研究者達が白浜を訪れて新しい知識を残して行く。例えば
 桑村哲生ほか:渚の生物。海鳴社、1981, 257頁。
を読むと、白浜の海を舞台に若い人達によって進行している生物学的研究のある断面を見ることができると同時に、白浜海域における生物の世界のある部分を生々と知ることができよう。」

(第3編海の生物:時岡 隆「第3章白浜海域における生物記録」より引用)


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